福島第1原発の処理水タンク22年9月満杯に 東電が試算を微修正

2020年09月25日金曜日 河北新報 WEB

001_size3.jpg東京電力は24日、福島第1原発の放射性物質トリチウムを含む処理水の保管タンクが、2022年9月末に満杯になるとの見方を明らかにした。満杯時期はこれまで「22年夏ごろ」と説明しており、より詳しい試算を踏まえ微修正した。

 東電や国によると、20年の汚染水発生量は1日当たり150トンを見込んでいたが、1~9月の実績は約140トン。雨水対策が順調に進み、降雨も安定して推移しているためだという。

 福島第1廃炉推進カンパニーの小野明最高責任者は1日150トンを念頭に「9月末時点で今後2年間はやりくりできる」と説明。「(降雨などにより)プラスにもマイナスにも振れる」とも述べた。

 国は処理水の処分方法を検討中。処分は準備に2年程度を要し、当初は今夏が決定時期とみられた

敷地内のタンク保管は137万トンが上限とされ、現在123万トンに達している。