原発被ばく原因の「がん」認めず収束作業の男性、札幌地裁

2021/5/13 13:38 (JST)5/13 13:55 (JST)updated 共同通信 WEB

unnamed.jpg東京電力福島第1原発事故の収束作業中の被ばくが原因でがんになったなどとして、札幌市の元作業員の男性(63)が東京電力HDや作業の元請けだった大成建設など計3社に計約6400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、札幌地裁は13日、請求を棄却した。

高木勝己裁判長は判決理由で、男性が作業開始からがんの診断を受けるまでの期間は長くとも約1年10カ月で、がんの最小潜伏期間の5年を大幅に下回っていると指摘。作業と発がんに因果関係を認めることはできないと判断した。

判決によると、男性は2011年7~10月、福島第1原発の敷地内で重機を使ってがれきの撤去作業に従事した。

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