福島第1原発、排気筒高さ半分に 倒壊リスク減らす切断作業が完了

2020/4/29 11:14 (JST) 共同通信 WEB

20200429-00000040-kyodonews-000-3-view.jpg東京電力は29日、福島第1原発1、2号機の共用排気筒の上半分を切断し、約60mの高さにする作業を完了した。排気筒の支柱の複数箇所で破断が見つかり、倒壊の危険を減らすために昨年8月から作業を進めていた。

 排気筒は2011年3月の原発事故の際、1号機の原子炉格納容器の圧力を下げるため、放射性物質を含む蒸気を放出する「ベント」に使用された。今後、筒の内側に雨水が入るのを防ぐため上部にふたを取り付ける。

 約120mあった排気筒を上端から約3mずつ輪切りにし、地上に下ろす作業を計23工程に分けて実施した。

作業員の被ばくを抑えるため、ほぼ全てが遠隔操作で行われた。