震災経験の母親や子ども対象 事故後の思い作文に 災害心理研究所が募集

2019/12/05 09:37 福島民報 WEB

001ec94a25c50eea6ce414.jpg福島大の災害心理研究所は、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を経験した県内の母親、その子どもたちを対象に、事故後の経験や思いをつづった作文を来年一月末まで募集する。四日、同大の定例会見で発表した。

 同研究所は震災と原発事故が県内の母親や子どもに与える心的ストレスを調査し、放射線への不安軽減に向けた手法の確立を目指している。今回のプロジェクトを通し、県内の母親や子どもらが感じた事故後の人間関係の難しさや生活する上で抱いた不安などを吸い上げて、原発事故の教訓を次世代に伝える。

 筒井雄二所長は「避難せずに県内で生活を続けてきた人々の声は、これまであまり語られてこなかった。母親や子どもたちの声は福島の現状を周囲に訴える貴重な資料となるはず」と語っている。

作文は千字以内。応募様式は同研究所のホームページ(http://cpsd.sss.fukushima-u.ac.jp/)からダウンロードできる。投稿者の同意を得てホームページ上で公開する。問い合わせは同研究所へ。